闇金の脅しや厳しい取立てをされている状況からいち早く抜け出すために、闇金について相談できるところを紹介します。実際には、闇金の相談をするだけでなく、闇金被害の解決を目的として相談窓口を利用することになります。闇金の嫌がらせは時間を追うごとにエスカレートしていきますから、できるだけ早く相談するようにしてください。
闇金の相談では、闇金被害だけでなく、闇金を利用していたがもう借金や利息を返すことができない、借金の取立が厳しい、自宅に連絡が来て家族が怯えている、会社に電話や迷惑行為を繰り返されたせいで退職を勧告された、嫌がらせを繰り返されて心安まる時間がないなど、切羽詰まった状況に置かれている相談者が多く、迅速に解決を目指さないといけないケースが少なくありません。
普段ならちょっとでも怪しく感じればスルーできる広告も、今日明日の生活費に困っていたり、借金の返済日が近づいているときに、「ウチなら即日お金を融通できますよ」なんて甘い言葉をかけられたら、きっぱりと断れず心が揺らいでしまうこともあるでしょう。
ネットやSNS広告、その他にもチラシ広告でブラックでも融資とあったので、怪しいと思いつつ申し込んだら闇金だったなんて話もよくある話です。お金に困っているのに、銀行もキャッシングも消費者金融も断られて、一時のお金のために闇金に手を出してしまうと、非常識な利息でその後の生活もままなりません。
闇金は違法な手段を使ってまで稼ごうとしている違法業者
元金が返せなくても利息さえ期日に払っていれば、闇金業者のフトコロに現金がはいるので甘い顔だけを見せてきますが、いつまでも法外な利息を支払い続けるのは難しく、多くの場合、いつか返済できずに破綻が訪れます。
こうなったら闇金は連日の嫌がらせ電話を繰り返したり、真夜中や早朝も取立て電話を繰り返すなど、迷惑行為を繰り返してきます。読んでいる方の中には、もしかしたらまだ闇金による被害か判断できずに悩んでいる方もいるでしょうから、闇金による代表的な被害をあげて説明していきたいと思います。
ありえない違法な高額利息の要求
闇金による一番代表的な被害が、違法な利息を請求してくる点。
闇金による貸付の利息はトサン(10日で3割)、トゴ(10日で5割)、トシチ(10日で7割)といった高額の利息を要求してきます。
銀行や消費者金融、キャッシング会社、クレジット会社からの貸付も利息が付きますが、利息には利息制限法により利息上限が定められていて、借入金にもよりますが年利で約15%~20%です。
例えばトイチ(10日で1割)を年利に換算すると365%となり、闇金によるトサンやトゴといった非合法の利息がいかに非常識なのかがわかりますね。
違法な闇金による取立て行為
借金の取り立て行為には、特別な事情がない限り午後9時から翌朝午前8時までの間の電話やFAXによる連絡は禁止行為。
私生活や仕事の妨げになるような取り立ては禁じられていますが、元々非合法な貸金業者の闇金は、自分たちには関係ないとばかりに深夜や早朝も取立て電話や無言の電話、何十通ものメールによる請求などをやってきます。
闇金の度を超した嫌がらせ行為
闇金による嫌がらせ行為も闇金被害の代表です。
借りた本人に時間を問わない督促電話をかけてくるのはまだ序の口で、真夜中に無言電話をかけてきたり、勤め先に返済要求の電話をかけてきたり、近所のソバ屋やピザ屋、寿司屋に大量の出前を頼むなんてまるでドラマでしか聞いたこともないような手口での嫌がらせもしてきます。
さらに110番への通報や119番によるウソの火事通報、救急車へのコールなど、思いつく限りの嫌がらせを繰り返してくるのも闇金の特徴と言えます。
他にも子どもの学校への連絡、闇金被害者の両親や兄弟へ返済を強要。近所も誹謗中傷のチラシをバラまかれるほか、女性被害者に対しては、風俗店の斡旋や暴力をにおわせるなど、悪質な言動が目立ちます。
嫌がらせをされて警察へ被害を訴えたくても、闇金業者は犯罪になる一線を越えず違法スレスレのラインを守ってるので、犯罪として取り締まってくれません。警察に借金トラブルだと扱われたり、よくて注意が限界のケースが多く、警察に駆け込んでも泣き寝入りさせられることがよくあります。
また闇金の手口は近年さらに悪質化しているので、お金を借りていないのに闇金業者がやってくる手口について説明していきたいお思います。
闇金による手口【キャンセル料請求】
闇金にはお金を借りなければ大丈夫とは限りません。闇金の相談によく出てくる代表的な手口についても解説していきます。
近頃はネットやSNS(ツイッターやLINEなど)に闇金業者は積極的に広告しています。
費用もかからず数多くの人に見てもらえるSNSは違法な闇金との相性が良く、近年被害が増加していると言われています。
手口としては簡単で、「ブラックでも融資できます」「他社から借り入れしてても大丈夫」「即日振り込み可」「独自審査で生活保護の方にも融資可」なんて甘い言葉で人を釣り、一般の消費者金融に見せかけたホームページから融資の申し込みをさせるのです。
借金の申し込みですから、個人情報の他、勤め先や両親の勤め先などの情報も、なにも疑わずに闇金に伝えてしまい、融資を断っても、闇金は個人情報などを利用してキャンセル料や事務手数料、新規登録料なんていう名目で、高額の請求をしてきます。
闇金からの借り入れを断ってるので被害者は請求され損ですが、両親や勤め先にバラされることを恐れて、ヤミ金にキャンセル料を振り込んでしまうワケです。
闇金による手口【押し貸し】
過去に闇金業者に申し込んだことがあると、押し貸しと呼ばれる手口で狙われることがあります。
押し貸しとは、闇金業者が頼みもしないのに「依頼通りに融資したから返済しろ」と言いがかりをつけて返済を求める手口で、実際に口座にお金を振り込んでくるケースもありますが、闇金からの連絡がきたときの態度をみて振り込んでくることもあります。
押し貸しのに狙われる人のほとんどは、過去に闇金被害者です。その理由は昔に闇金に借りたり申し込んだ際の個人情報が知らぬ間に違法業者の間で売買され、押し貸しのような手口に利用されているんですね。。
こいつは脅せばカモれるなと思ったら、闇金は常識とはかけ離れた方法すらとってくるというのが、押し貸しの手口からもわかります。
携帯電話・スマホの買取詐欺
闇金の返済に困ると携帯電話の買取業者を照会されることがあります。
闇金に紹介された業者のいうままに携帯やスマートホンを新規購入し、携帯本体を違法業者に売れば返済の代わりになると言ってくるかもしれませんが、本人(家族)で使用しない携帯を他者に売るのは携帯キャリアへの詐欺行為で犯罪です。
闇金業者は不法行為と知っていて携帯買い取り業者を紹介し、紹介料を請求してきます。
さらに買い取ってもらったスマホや携帯の購入代金や通話料は、事前の説明では業者が払うことになっていても、契約者本人に携帯会社は当たり前のように本体代や通話代金を請求してきます。
数ヶ月経っても請求が止まらない時点ではじめて被害者はダマされたと気づくわけです。
しかも売り払った携帯が犯罪に関わるような使い方をされたら・・・最悪、前科がつくことになるでしょう。
闇金による銀行口座買取
闇金に銀行口座の買取するなんて言ってくるかもしれませんが、これも携帯買い取りと同様に詐欺行為となります。
闇金のような違法業者は不特定な入金や出金も多く、銀行などの金融機関に目をつけられやすく、数ヶ月もしないうちに口座凍結されることもあります。
もし口座凍結されたのが、あなたの口座だとしたら・・・違法業者の関係者とみられ、トカゲのしっぽ切りに利用されるおそれもあります。
闇金にお金を真面目に返し続けたからって、まったくいいことなんてありません。
むしろより犯罪にまきこまれる危険性が高くなるので、闇金問題で被害が拡大しないうちに、解決を前提として専門家に相談することが重要なんですね。
闇金の相談先として真っ先にあたまに浮かぶのが警察ですよね
警察にいきなり駆け込んで相談するのはオススメできません。
警察というのは民事不介入が原則で、闇金に脅されている証拠がなければ、話を聞いてくれるだけで何もしてもらえなかったり、闇金に電話口で注意をしてくれるのが限界です。
電話口で警察に注意してくれたとしても、闇金から連絡が途絶えるなんてことはまずなく、それどころか後で警察に訴えたことを根に持たれて嫌がらせがエスカレートするかもしれません。
もちろん闇金業者が家におしかけてドアやポストなどをキズつけたり、殴られたなんて直接的な被害があれば、すぐにでも警察に駆け込むのが正解ですが、いまの闇金って犯罪ギリギリのラインで対応してくるので、警察に逃げ込んでハイ、解決しましたとはいかないのが実情です。
まずは電話などで闇金被害の相談をできる窓口を利用すべきですね。
闇金について無料で相談できる窓口
闇金について無料で相談できる窓口を紹介します。
- 法テラス
- 消費者センター
- 弁護士事務所
- 司法書士事務所
代表的な無料の相談先は上記の4ヶ所ですね。
法テラス
法テラスは国が設立した「国民の法律トラブルを解決する」ための機関です。
闇金問題に限らず離婚や近所トラブル、金銭問題などさまざまな悩みの相談になってもらえますし、相談の他にも弁護士や司法書士の紹介もしてもらえるので、専門家を斡旋してもらえます
また低所得者向けに、弁護士などを利用した解決費用の肩代わり(問題解決後に分割で支払い)も行っていますから、お金がなくて解決できないというなら相談してみてもいいでしょう。
ただ問題は、相談できる時間が平日などに限られているのと、国の機関なだけに予約をとって相談できるのが1週間後なんてことがよくある点。
すぐにでも闇金のことから解放されたい時には、ちょっと相談までが長すぎるのが問題ですね。
消費者センター
消費者センター(国民生活センター)でも闇金問題の相談にのってもらえます。
ただし、独立法人の国民生活センターで闇金の相談をするには相談会というものに参加が必要で、法テラス同様にすぐ相談して解決したいという闇金被害者の望みは叶いません。
クリーンオフや商取引での被害なら消費者センターは心強い味方になってもらえますが、立替え制度もなく相談もすぐにできないとなると、闇金に関して言えばちょっと力不足といえますね。
闇金対応の弁護士事務所
闇金の対応をしている弁護士事務所には無料の相談窓口を準備している事務所があるのをご存じでしょうか。
ネット広告なども出しているような有名事務所が開設している無料窓口は、闇金についての電話やEメールでの相談を平日以外土日も相談受付していますし、なにより通話料もかからないフリーダイヤルが利用できるメリットがあります。
闇金対応の無料窓口の見つけ方も簡単で、パソコンやスマートホンをお持ちなら、「闇金 相談」や「闇金 弁護士」などのキーワードで見つけることができますよ。
闇金を扱う認定司法書士事務所
闇金については司法書士事務所でも相談することができます。
個人的には弁護士よりも司法書士に闇金相談をするのがオススメですね。
その理由として、司法書士のほうが闇金に対応している事務所が多いことが挙げられます。電話やメールで相談をするなら弁護士に限定して探すよりも司法書士に相談したほうが数多くの選択肢があるのです。
インターネットを利用して「闇金 相談」で検索してみると、弁護士事務所の他にいくつもの司法書士事務所が見つかるハズ。
まず相談して今後の方針を決めるなら実績のある司法書士という選択肢を見逃すのはもったいないですよ。
法律の専門家に有料で闇金の相談する
闇金の相談で最寄りの弁護士事務所や司法書士に駆け込んでもいいでしょう。やっぱり専門家と対面することで安心できることもありますし、いつでも駆け込めるというのは利点の一つです。
ただし弁護士や司法書士に相談をもちかけると予約が必要なだけでなく、一般的に30分で5000円程度の相談費用がかかります。初回無料の場合もありますが、何度も相談に訪れると相談費用は負担となってきますから、最初から解決依頼をする覚悟で相談に行った方がいいかもしれませんね。
まずは無料窓口で相談してから解決を前提として事務所に相談に行くと、相談にかかるコストを押さえられるメリットがあります。
闇金問題の相談から解決までの流れ
闇金について相談する
闇金からの被害を相談して、対応策などのアドバイスをうけます
相談の際には闇金からの被害がわかりやすくなるよう、振り込み明細や通帳、契約書、借用書、闇金からのDM(ダイレクトメール)やチラシ、闇金に申し込んでしまったホームページのアドレスをわかる分だけでかまわないので手元に準備しておきましょう。
闇金の情報は細かな物でも役立つ可能性があります。
闇金の相談=依頼というわけではないですが、闇金に関する物を集めておくことは今後解決する際に資料を探す手間がはぶけます。
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アドバイスされた内容で実現できるか考える
闇金に対してのアドバイスをもらって実行できるかを考えてみてください。
助言をもとに闇金と一人で戦えるなら、それも解決方法の一つです。
ただし、闇金被害者が闇金業者と戦うのは想像を絶するほど困難な道ですから、専門家に任せてしまうのがいいとは思います。
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専門家に解決を依頼する
事前に相談した専門家に依頼してもいいですし、近所の弁護士、司法書士に依頼してもいいでしょう。
相談先によって解決方針に違うかもしれないので、あなたの希望に近い事務所に依頼してもいいですね。
受任契約を交わすことで、専門家による闇金解決がスタートします。
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依頼した専門家が闇金に受任を告知
受任契約を交わすことで専門家は闇金被害者の代理となり、闇金業者と交渉開始。
解決実績の豊富な専門家なら即日のうちにでも闇金からの取立て・嫌がらせをストップさせてくれるでしょう。
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闇金との交渉
依頼を受けた専門家が闇金との解決交渉にはいります。
嫌がらせがストップしたから解決とはなりません。今まで闇金に支払ってきた分を取り戻す交渉です。あなたが交渉や会話に立ち会う必要はありません。
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最終的な解決
闇金業者から被害金額をとりもどし、二度と連絡させないことが最終的な解決です。
闇金トラブルというのは被害者がいくら訴えても闇金業者が歯牙にもかけないので、自力解決は茨の道としか言えません。
闇金被害の解決方法
闇金の解決方法としては専門家に費用を払って解決してもらうのが、もっとも負担が軽い解決方法といえます。非合法な相手からお金を借りた自分がわるい、完済すれば関係が切れるなんて思い詰めては闇金業者の思うつぼ。
専門家の手をかりて素早く解決し、もう二度と闇金に頼らないことが、あなたにとってベストな解決方法といえます。ですが、専門家に依頼するというのも、解決費用の相場などがわからないと、再びダマされるんじゃないかと疑心暗鬼になってしまいますよね。
そこで、闇金解決する方法について簡単に説明していきたいと思います。
弁護士に闇金解決を依頼する
いままでの説明にもありましたが、闇金問題は弁護士に解決を依頼することができます。闇金対応の弁護士事務所に解決してもらうなら、早ければ受任当日にも闇金からの嫌がらせや取立てがストップします。
ただ弁護士というのは法手続きに関してのプロフェッショナルなので、闇金というリスクがある依頼にはあまり積極的とはいえません。ぶっちゃけた話、債務整理や離婚、商取引によるトラブルを解決した方が、依頼料も高くノーリスクで依頼料も高いので、闇金に手を出さない弁護士事務所は多いんですよね。
ネットで探したり法テラスなどから紹介してもらうことで闇金対応の事務所は見つけられますが、もしかしたら依頼しようにも断られる可能性があります。
弁護士の依頼費用
弁護士に闇金解決を依頼するときの相場は、闇金1件あたり3万~事務所によります。
司法書士に闇金解決を依頼する
司法書士に闇金解決を依頼した場合は、闇金対応事務所も多く実績が豊富な事務所はすぐ見つかるでしょう。司法書士と弁護士の違いは、闇金業者1社あたりの被害額が140万以下の案件しか受けれない点。
ただ闇金被害で140万を超えるのは一時期被害が多かったシステム金融のような、会社が倒産するようなケースで、近年はほとんどみられません。
司法書士に依頼して、被害金額の計算をして上限を超えるようなことがなければ司法書士に受任してもらうことができます。
司法書士の依頼費用
司法書士に闇金解決を依頼するときの相場は、闇金1件あたり3万~5万円の範囲です。
闇金対応の司法書士事務所なら、闇金の件数が多い場合に割引制度があったり、依頼料も後払いで分割可の事務所が多く、金銭的に余裕がない被害者の方でも依頼しやすい制度が用意されています。
警察に闇金の被害を訴える
弁護士や司法書士は闇金被害を取り戻すことはできても、闇金業者の逮捕にはまず繋がりません。警察の生活安全課に被害届けを出すことで、闇金業者が逮捕される可能性はあります。
相談する時には警察は役に立たないみたいに書いていたのにと思うかもしれませんが、弁護士や司法書士のような国家資格のある専門家が全面にでてくると警察は本格的に捜査にはいってくれやすいんです。
これは弁護士や司法書士の肩書きに警察が弱いというだえでなく、信頼度の高い第三者の目からみても犯罪行為だと認められたことで、業者とのトラブルなどでは収まらない問題だと扱われるわけですね。
自力で闇金を解決を目指す
あなた自身で闇金解決を目指す道もあります。
闇金からの嫌がらせに負けず、強い態度で連絡を無視しつづけることができれば、闇金もお金が稼げない相手にいつまでも執着することはありません。
ただ、よほど気の強い人でも周囲を巻き込む闇金の取立てに耐えられる人というのはごく少数でしょう。正直な意見をいわせてもらえば、闇金相手にヘタに無視し続けたり、こっそり逃げ出そうとするのは悪手だと感じています。ヘタに抵抗することで闇金業者の取立ても凶悪化しやすくなりますし、その被害のせいで仕事も家族も失う危険があります。
弁護士や司法書士、警察の手で闇金被害が解決しても、お金に困る生活をしていたらまた闇金に借りるような生活に逆戻りしてしまうかもしれないので、しっかりとした自分の強い意思が必要になりますね。
闇金被害の再発防止のために
闇金被害を再発させないために何ができるのかを紹介します。
- 銀行口座の解約
- 借金を繰り返しやすい生活の見直し
- 携帯の解約
- 引っ越し
優先順位の高い対策方法順にならべてみました。
銀行口座の解約
まずは生活に利用している銀行口座の解約です。
闇金業者に口座番号を知られていると押し貸しをされるリスクも高く。金銭の出入りがあやしい口座だと銀行などに訴えられると口座凍結される可能性があります。
口座凍結をされてしまうと、違法業者との関わりを否定できない限り口座残高を引き出すことができなくなります。
早めに新しく口座を開設して、給料や家賃、公共料金お引き落とし先を変更した後は、口座解約してしまうことで闇金との関わりを絶ちましょう。
借金を繰り返しやすい生活の見直し
生活費が不足する原因があれば改善していくべきです。
ショッピングのせいで借金を重ねるなら、買い物量をセーブしたほうがいいですし、競馬などのギャンブルが好きならば、月々いくらまでと決めて楽しむようにしてはどうでしょうか。どちらもネット銀行などで専用の口座を準備して、いつでも残高を確認出来るようにしてもいいですし、デビッドカードのように残高がないと引き落とせないカードを利用する手もあります。
給料が低くて生活費が・・・というのなら役所などで相談して、支援制度がないか効いてみてもいいでしょう。
お金は使えば使うほどなくなるものですから、出費を抑えない限り、再び闇金に苦しむ生活が待っているかもしれませんよ。
携帯の解約
闇金業者というのは、損をすると執念深く嫌がらせをしてくることがあります。闇金業者に携帯番号を知られているのはリスクでしかありませんから、携帯番号の変更や新規契約をして前の携帯番号は解約してしまいましょう。
もう借金のせいでドコモやau、ソフトバンクとの契約ができないなら格安スマホの利用も考慮してみて。格安スマホなら口座引き落として利用できるキャリアもありますし、通話料金分を先に購入するプリペイド携帯なら量販店でも買えるので入手しやすいでしょう。
闇金に知られているなら、携帯のメールアドレスも早めに変えておきたいところです。
引っ越し
闇金被害に遭ったらすぐに引っ越せなんて言いませんが、時期を見て引っ越しをすることも考えてみてください。
現住所は闇金に知られているばかりか、闇金に申し込んだときの情報を名簿屋と呼ばれる違法業者が闇で売っていると考えてください。
闇金被害者の家には似たような違法業者から山のようにDMがとどいたり、チラシが投げ入れられることがあるので、引っ越しすることで闇金からの郵便をシャットアウトできます。
まとめ
闇金の相談先から解決までの方法について説明してきましたが、少しでもお役に立てていればいいのですが。闇金の手口はネットの普及で増加傾向となっているばかりか、より悪質化しているという話もあります。
ツイッターやLINEなどによって、闇金被害者の情報拡散が早く、借金を返さない、借り逃げされているなど悪いウワサがたつと、なかなか風評被害を解決するのも困難ですから、闇金に申し込んでしまったら、完済なんて考えず早め早めに専門家に相談するようにしてくださいね。